皆様、こんにちは。新宿、銀座、町田、横浜で世界50ヵ国語が学べる語学教室ICC外語学院の小島です。
今回は京都旅行の際に訪れた喫茶店「イノダコーヒ本店」をご紹介いたします。
「イノダコーヒ」は1940年創業の老舗の喫茶店です。猪田七郎が海外産コーヒーの卸売をはじめ、その後1947年にコーヒーショップを開いたそうです。
ちなみに京都ではかつては「コーヒー」ではなく「コーヒ」と書いていたため、店名も「イノダコーヒ」となっているそうです。
朝の7時から開店しています。気合を入れて7時前にお店に着きました。
外観は左右でお店がまるで違う造りになっています。向かって右側は茶色で暖簾が下がり京町家のようで、左側は白い洋館のようです。
中へ入るとすでに数人の方達が待っていました。店内は7時の開店に向けてすでに準備が整っている様子です。
店内は全体的にレトロな雰囲気ですが、右側は吹き抜けになっていてホテルのラウンジのような洗練されたゆったりとした空間が広がります。左側は煉瓦造りで赤いギンガムチェックのテーブルクロスが敷いてありヨーロッパの山小屋のようで可愛らしいです。
どちらも奥にある庭園に面しているので緑の木々に癒されながらコーヒーがいただけます。
今回はフレンチトーストとコーヒーをいただきました。フレンチトーストは食パンを油で揚げて砂糖がたっぷりとまぶしてありました。
揚げたてでサクサクとしてなんとも懐かしい味でした。そしてコーヒーも丁寧に淹れてありとても美味しかったです。
そして店内を見渡すと、観光のお客様が多いようですが、入り口付近のスペースは常連さんのためのテーブルがありました。地元の方達が指定席のように座って新聞を読み、店員さんと挨拶を交わしながら会話をしたり、他の常連客の方とコミュニケーションを取っていました。
お店が常連の方を大切にしている姿勢が素晴らしく、またお客様もお店を大切にしていると思いました。
ホテルのモーニングのような食事や名物のビーフカツサンドなど、こだわりのメニューが揃っているのでまた京都の朝を楽しみに、早起きをして訪れたいと思います。
イノダコーヒ本店
https://www.inoda-coffee.co.jp/shop/honten/