ポルトガル語講師のカルロス先生はポルトガルのコインブラ出身です。
コインブラはポルトガルの第3の都市で、ヨーロッパ最古のコインブラ大学が有名だそうです。またサンタクルース修道院など歴史的な建物が多く、文化の香りが漂う街のようです。
ポルトガル語はポルトガル、ブラジル、アンゴラ、モザンビークなど9ヵ国で公用語として約2億5000万人に話されています。
カルロス先生にポルトガルについて訊ねてみました。
―ポルトガルのポルトガル語とブラジルのポルトガル語との違いは何でしょうか?
文法は同じですが、発音や単語が違ったりするのと、ブラジルのポルトガル語はスラングが多いようです。
アンゴラやモザンビークなどポルトガルのポルトガル語が話されている国に行かれる方や、またポルトガルの民族歌謡のファドやサッカーに興味を持つ方が、ポルトガルのポルトガル語を勉強されています。
―ポルトガルの料理の特徴は何でしょうか?
基本的に素材を生かしたものが多いそうです。大西洋で採れたイワシやタコなど魚介類が豊富で、とても美味しいそうです。
またヨーロッパの中では珍しく、お米をよく食べるそうです。野菜や魚介類を蒸し煮にしたり、干しダラを使ったり、日本人の口に合う料理が多いそうです。
内陸部では肉類を使った肉料理も多く食べられていますが、素材を生かした素朴な味付けで、食べやすいようです。
ポルトガルは最近は観光にも力を入れて経済も上向きだったそうです。現在の状況はとても残念とのことでした。