スワヒリ語のフレディ先生はタンザニア出身です。
タンザニアは広大な大自然で知られる東アフリカの国です。アフリカ最高峰を擁するキリマンジャロ国立公園やゾウ・ライオン・ヒョウ・バッファロー・サイなどが生息するセレンゲティ国立公園があります。
アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ はタンザニア北東部にある山で、標高は5,895mです。
フレディ先生がタンザニアの山や自然はとても美しいと話してくれたとき、まったく人の手が入っていない神秘的な自然が広がっている大地を想像しました。
アフリカ大陸では多言語の長い歴史を通じて、それぞれの言語の拡大や衰退などの影響を受け、母語として話される言語は2100種類以上、数え方によっては3000種類以上あると言われています。
スワヒリ語は東アフリカ沿岸地域の多くの民族の母語となっているバントゥー諸語の一つです。 数世紀にわたるアラブ系商人との交易の中で、アラビア語の影響が加わって、語彙の約50%はアラビア語に由来していました。21世紀初頭ではアラビア語由来の語彙は30%程度に減り、また英語などによって置き換えられているそうです。
そしてスワヒリ語はアフリカ東岸部で国を越えて広く使われている言語です。タンザニアの他、ケニア・ウガンダ・ルワンダの公用語になっています。
スワヒリ語の挨拶の言葉で有名な「Jambo (ジャンボ)」とは 「物事」という意味で「あなたは何事もありませんか(お元気ですか)?」と近況を尋ねるために使うそうです。
Hu jambo (フ ジャンボ)? あなたは元気ですか?
Si jambo (シ ジャンボ)! 私は元気です!