皆様、こんにちは。新宿、銀座、町田、横浜で世界50ヵ国語が学べる語学教室ICC外語学院の小島です。
先日、座・高円寺にて開催された、ピアノの名曲の生演奏と、俳優によるリーディングの「ピアノと物語~GEORGE(ジョルジュ)」に行ってきました。
この「ピアノと物語」の企画は座・高円寺の開館の翌年の2010年から毎年、繰り返し上演されているそうで、ドラマ・リーディングとピアノのライブ・コンサートを融合させた演目だそうです。
2つの演目が同時上演されていましたが、今回は「GEORGE(ジョルジュ)」を鑑賞しました。
ポーランド出身の前期ロマン派音楽を代表する作曲家でありピアニストのフレデリック・ショパンとフランスの作家、ジョルジュ・サンドとの出会い、そしてショパンの死までの物語を齋藤憐さんが作り、佐藤信さんが演出され、朗読は竹下景子さんと千葉哲也さんのお二人でした。またショパンが作曲したピアノ曲をピアニストの平尾有衣さんがショパンとなり、素晴らしいピアノ演奏が繰り広げられました。
その時代背景と生み出された音楽がリンクして、単に曲を聴くよりも想像が膨らみ、ショパンの世界観にさらに深く引き込まれるようでした。
そして舞台は装置や煌びやかな照明などはないのですが、演目の持つ豊かさを感じさせ、鑑賞者と一体感が生まれるような温かな人間味を感じました。心が満ち足りる素敵な時間でした。
※「GEORGE(ジョルジュ)」の講演は12月25日で終了となります。
座・高円寺
舞台芸術の創造と発信、及び、地域に根ざした文化活動拠点
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