皆様、こんにちは。新宿、銀座、町田、横浜で世界50ヵ国語が学べる語学教室ICC外語学院の小島です。
今回の旅行はまずは上海からバスに乗り蘇州へ向かいました。「水と庭園の街」と言われる蘇州ですが、中国四大名園の一つでもある「留園」を訪れました。
「留園」は1593年に造られた歴史ある庭園で、清代個人庭園の代表傑作とも言われています。蘇州古典園林の一つとして世界文化遺産に登録されています。
元は今から約500年前、政府の高官という役職を務めていた徐泰時(シュー タイシー)の個人庭園 「東園」 がその始まりだそうです。
中に入ると、全体の意匠図のようなものが描かれています。庭園内は大きく分けて東・西・北・中の4つに分かれています。
ガイドさんが熱心に説明をしてくれていましたが、中国語なのでほとんど分かりませんでした…。もっと中国語を勉強して分かるようになりたいと思いました。
豪華で広々とした空間は中国古典庭園に見る庁堂の典型スタイルだそうです。
そして庭園に立ちはだかる 「冠雲峰」 が高さ6.5mの園内で最も有名な太湖石です。まるで竜が天に昇っているようです。とても迫力がありました。
「留園」は清代の嘉慶年代に改修、園主の劉恕名の姓にちなんで劉園、のちに留園と呼ばれるようになったという歴史があるそうです。
中国の歴史の奥深さと感性の豊かさを感じる素晴らしい庭園でした。