皆様、こんにちは。新宿、銀座、町田、横浜で世界50ヵ国語が学べる語学教室ICC外語学院の小島です。
ただいま新宿のSOMPO美術館で開催中の「ゴッホと静物画」展に行ってきました。
ゴッホは1853年にオランダで生まれました。主要作品の多くは1886年以降のフランス居住時代に描かれています。
「ひまわり」「アイリス」をはじめ25点のゴッホの作品が展示されています。そして17世紀から20世紀初頭にかけてのヨーロッパの素晴らしい静物画が歴史とともに紹介されています。
その時代の静物画からゴッホがどのような影響を受け学び、またゴッホから次世代の画家たちにどのような影響を与えたかも探っています。
イサーク・イスラエルスの「『ひまわり』の横で本を読む女性」はゴッホの「ひまわり」が絵の中に描かれています!
そしてほとんどの作品は撮影(フラッシュは不可)が可能でした。撮影不可の作品もあります。
ゴッホとゴーギャンとのエピソードも紹介されています。
ゴッホは37年間の短い生涯の中で絵画を描いたのは10年間ほどだったそうです。そして生前に売れた絵画は1枚だけという不遇の人生を送りました。
1890年のゴッホの死から数年して絵画が売れるようになり、1901年にはパリで回顧展が開かれ、それから絵画の価格も高騰するようになったそうです。ゴッホは自分の絵画が世界的にこれほど人気になると想像できたのでしょうか?
今年はゴッホの生誕170年、そしてゴッホの「ひまわり」はSOMPO美術館のコレクションでもありますが、20年ぶりのゴッホ展だそうです。とても見応えのある展示会ですのでご興味のある方はぜひ!
SOMPO美術館 ゴッホと静物画~伝統から革新へ(会期~2024年1月21日)
https://www.sompo-museum.org/exhibitions/#now