皆様、こんにちは。新宿、銀座、町田、横浜で世界50ヵ国語が学べる語学教室ICC外語学院の小島です。
韓国を旅行していて意外に感じたことは、日本では色々な国の食べ物が日常的に取り入れられて、毎食が和食という方は少なくなっていると思いますが、韓国の方は毎食のように韓国料理を食べていることでした。
韓国料理はキムチを始めとする発酵食品や野菜をたくさん使っているので、とても健康的です。そして体に良い食べ物の知識が豊富で、医食同源の考え方が深く根付いているように思いました。
ソウルの宿泊先から歩いて15分ほどの距離にある、干しスケドウダラのスープが人気のお店「ムギョドンプゴクッヂップ」さんに行きました。朝は7時から営業をされています。
朝の7時過ぎに着きましたが、すでにたくさんのお客様で賑わっていました。仕事前の男性の方が多いようでした。メニューは一つだけで、席に着くと間もなく、スープやご飯、水キムチなどが目の前に並びます。
スープの中にはタラの切り身、卵、豆腐、ネギが入っています。優しい味わいで身体に染み入るようです。テーブルにあるアミ(エビの塩辛)を好みで足しながらいただきます。
スケソウダラは全国から厳選したものを使用しているそうです。本当に良い素材を使って、良心的な価格で提供をされて、みんなから愛されているお店なのだと思いました。
また韓国語の先生にソウルから車で連れて行ってもらったお店では大根の葉っぱを発酵させたものが名物で、ご飯と一緒に炊いたものなどをいただきました。
素朴で身体に良いものを無駄なく工夫していただく知恵が感じられました。たくさんの品数のおかずはどれも素材を活かした滋味あふれる味わいで食欲をそそり、身体に良いものを食べている安心感がありました。
先生のご家族もこのお店が大好きだそうです。このような健康的な食べ物を家族で楽しくいただけるお店があるのは素晴らしいと思いました。
和食も本来は旬のものを大切にしたり、食材を無駄なく使ったりするので、韓国料理と通じるものを感じました。韓国の方のように毎日の食生活を大切にしようと思いました。