先日、石川県の金沢を初めて訪れました。
日本三名園として有名な兼六園に行きました。国の特別名勝に指定されていて、日本三名園の一つとされています。広さは約11.7ヘクタールあり、ゆっくり観て回ると2時間はかかるそうです。
北陸地方特有の重い雪から木の枝を守るために施される『雪吊り』は冬の風物詩としても有名です。
この時は梅の花がちょうど見ごろを迎えていました。
兼六園という名前は、江戸時代中期の大名の松平定信が、中国の洛陽にあった19の名園の紹介文『洛陽名園記』を引用し、宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の6つの景観を兼ね備えていることから命名したそうです。
四季それぞれに趣が深く、季節ごとにさまざまな表情を見せる庭園は、築山、池、茶屋などが点在しており、それぞれの景観を楽しみながら廻遊することができます。
また『雪吊り』もそうですが、大きな老木を守るために、太い縄で幹を縛って周りの木で支えるような技が随所で見られました。素晴らしい樹形の木々が大切に守られているのを見ていると、職人の技術の高さと心意気を感じました。
これから旅行中に食べた美味しいものや、江戸時代からの漆器や器を扱っているお店について紹介したいと思います。
日本三名園のひとつ『兼六園』
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