ドイツは世界一パンの種類が多く3000種ほどあるそうです。
小麦を栽培するのが難しい地域が多いため、ライ麦を使ったパンが主食となりました。ライ麦パンの発酵にはライ麦から作られたサワー種が使われるため独特の香りと酸味が特徴です。
またライ麦に小麦をまぜて作ることが多く、その配合によって味わいや食感が変わってきます。そしてライ麦と小麦の配合割合によってパンに名前がつけられているそうです。
・ライ麦比率90%以上→ロッゲンブロート
・ライ麦比率50%~90%未満→ロッゲンミッシュブロート
・ライ麦比率50%→ミッシュブロート
・ライ麦比率10%~50%未満→ヴァイツェンミッシュブロート
・ライ麦比率10%未満→ヴァイツェンブロート
ビアガーデンやオクトーバーフェストでおなじみのプレッツェルは南ドイツ発祥の伝統的なパンです。生地をラウゲン(水酸化ナトリウム)につけて焼くことで独特の表面が赤褐色の艶が出てもっちりとした食感になります。クラッカーのようなスナック感覚で食べるそうです。
カイザーゼンメルは朝食用のパンでバターを塗って食べるそうです。早起きして近所のパン屋さんに買いに行き、焼きたてを食べるのが一番おいしいそうです。
そして1993年に日本でいち早くドイツパン専門店をオープンした老舗の「ドイツパンの店 タンネ」は新しいドイツパンも作っています。
これはその一つで「40日安心の美味しいパン」というコンセプトで40日間安心して買い置き保存ができるパンだそうです。
袋を開けるとなんとも言えない甘い香りが漂います。表面の皮はしっとりしてして、中身はとてもふんわりしています。
そして、ライ麦のパンは小麦のパンと比べてカロリーも糖質も低く、ビタミンB群や食物繊維、ミネラルなどの栄養素を豊富に含んでいるので健康と美容にもよくダイエットにも最適だそうです。
美味しくて種類が豊富なドイツパン、ぜひ色々な種類を食べ比べしてみたいです。
ドイツパンの店「タンネ」