皆様、こんにちは。新宿、銀座、町田、横浜で世界50ヵ国語が学べる語学教室ICC外語学院の小島です。
フランスをはじめ、異文化交流会と題して色々な国の文化を紹介するイベントを開催して情報を発信することを始めました。1回目はフランス語のメール先生の料理教室を行いました。
フランス語の発音を皆さんと一緒に確認しながらサブレを作る様子です。異文化交流会の情報のページで当日の様子をご紹介しています。
異文化交流会の情報
http://www.icc-net.jp/culture.html
メール先生が大切にしているフランスの歴史ある食文化が詳しく紹介されている本です。
メール先生からフランスの食文化やそれにまつわる興味深いお話しもとても楽しかったです。
その中でも今まで知らなかった意外なことがありました!
フランスで食事を振る舞う人が食べる人に向かって「Bon appétit!(ボナペティ)」と声を掛けます。直訳すると「良い食欲」ですが日本語では「召し上がれ」が近いようです。
ところが「Bon appétit(ボナペティ)」は消化や胃のことも意味するので、あまり上品ではないという捉え方になり歴史的にフランスの上流階級では使われないそうです。
そして「Bon appétit(ボナペティ)」はフランスの他にもイタリアでは「Buon’appetito(ボナペティート)」、スペインだと「Buen apetito (ブエナペティート)」と同じように使われますが、イギリスやアメリカでは使われないそうです。
日本は食事の時に「召し上がれ」や「いただきます」を言うのが当たり前のことのようですが、国によって色々と違いがあって面白いです。