「Projeto Música Sem Fronteiras(国境なき音楽プロジェクト)」は音楽や文化にあまり親しんだことがないブラジル人コミュニティの子どもや若者に音楽を通して文化に触れあう機会を作りたいという想いから始まったそうです。
立ち上げた当初は楽器を揃える費用もほとんどなかったそうですが、団体の活動が朝日新聞の記事に掲載されたことで全国からバイオリンが40台も寄付されたそうです。
この団体を立ち上げた木下氏(写真左)とこの活動に賛同してブラジルから来てくれたヒカルド・ヘルストリオ(写真中央の3名)とブラジル大使館のナポリタノ氏(写真右)です。
演奏会が始まるまでは、ブラジルというとサンバやサッカーのアクティブなイメージが強かったので、この演奏会もサンバのような音楽を演奏するのかと思い、バイオリンやチェロを弾いて演奏するのは意外な印象を受けました。でも当たり前の事ですが、ブラジル人の中でもサンバやサッカーに興味がない人もたくさんいるそうです。
ブラジルはヨーロッパやアフリカやアジアなど多様な文化の影響を受けてそれらが調和しています。音楽もヨーロッパのクラッシックなメロディーとアフリカのリズムなど色々な文化がミックスされて進化して、すばらしいブラジル独特の音楽が生まれていることを知りました。
今回の演奏会を教えてくれたポルトガル語のイネス先生とヒカルド・ヘルストリオの皆さんです。
ヒカルド・ヘルス氏(写真中央)は2004年のVISAブラジル音楽賞受賞者で、ヤマンドゥ・コスタやドミンギーニョス、アミルトン・ヂ・オランダなどブラジル音楽の名手と共演されているそうです。
今回の来日ではチャリティーコンサートを今週末にかけて都内の数ヵ所で行うそうです。ぜひ興味のある方はチェックしてください!
ヒカルド・ヘルストリオのチャリティーコンサート(ライブ)の情報
https://mandala.gr.jp/aoyama/schedule/20200206/
https://satoshi-and-kohe.themedia.jp/posts/7393915/
また「Projeto Música Sem Fronteiras(国境なき音楽プロジェクト)」の活動に賛同・興味のある方はぜひブラジル大使館のFacebookの情報をチェックしてみてください!
「Projeto Música Sem Fronteiras(国境なき音楽プロジェクト)」の情報
https://www.facebook.com/events/474105043480216/
※2月3日の演奏会は終了いたしました