先日、イタリア人の方とカフェで食事をするときに、パニーノ(パンで具材を挟んだイタリア料理の軽食)とカフェラッテを注文しようとしたら「パニーノとカフェラッテは似合わない」と言われました。
基本的にイタリア人はカフェラッテや牛乳が入っている飲み物は午前中に甘いパンと一緒に飲むそうで、パニーノなどの食事とは合わせないそうです。日本で例えるとラーメンを食べながら牛乳を一緒に飲むみたいな感覚のようです。
午後の時間帯でもケーキや甘い物と一緒にカフェラッテなどを飲むのはいいそうですが、牛乳が入っている飲み物は午前中に飲んで午後はエスプレッソを飲むことが多く、午後にカフェラッテなどを飲むのは観光客というイメージのようです。他のイタリア語の先生にも訊ねたところ同じような答えでした。
フランスやスペインはどうなのかな?と思い、フランス語の先生に訊ねたところ同じ感覚のようでした。でもスペイン語の先生は「そうかもしれないけど、別にどの時間に飲んでもいいんじゃないかな?」とのことでした。
あとエスプレッソをブラックで飲もうとしたら、エスプレッソには砂糖を少し入れて飲むのがお勧めとのことでした。試しにエスプレッソに砂糖を少し入れるとコーヒーの香りとコクが際立つようで美味しく感じました。
イタリア人の方と話していると食文化をとても大切にしていると感じることが多いです。