ウルドゥー語の先生から贈り物をいただきました。
デーツの砂糖漬けです!
ぎっしりと詰まっています!干し柿のようにねっとりとしていて甘いです。
中近東に生息する「ナツメヤシ」の実をデーツと言い、アラブ諸国では代表的な果実として日常的に食べられています。
メソポタミアや古代エジプトでは、紀元前6,000~5,000年代からデーツが栽培されていたと考えられているそうです。
アラブ諸国では、デーツと牛乳は伝統的にラマダーン期間中の日没後に最初に採る食事です。ナツメヤシは砂漠のような地域でも育ち、デーツは乾燥させると長期間の保存ができるので、乾燥した地帯に住むサハラ砂漠の遊牧民やオアシスに住む人たちにとっては、とても大切な食料でした。そしてカロリーや栄養価が高いため、遊牧生活を送るアラブ人は、乾燥させたデーツと乳製品を主食としていました。
デーツにはビタミン・ミネラル・鉄分・食物繊維が豊富に含まれていて、アラブ諸国では妊娠中の女性が毎日2~3個のデーツを食べると生まれてくる子が丈夫になると言われているそうです。
そのまま食べてもおいしいですが、デーツにクリームチーズ、クルミ・アーモンドなどのナッツ類を挟んでワインのおつまみとしていただくのもお勧めです。
そしてデーツは食物繊維とマグネシウムが豊富なので整腸作用があり便秘の解消にも効果があります。ただし、1日の摂取目安は3~5粒がいいそうで、たくさん食べ過ぎるとお腹がゆるくなってしまいます。食べすぎには気をつけましょう!