ジョージア(グルジア)の有名な画家ピロスマニを知っていますか?
ピロスマニは19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したグルジアの画家です。
「放浪の画家」または「孤高の画家」と呼ばれています。
グルジア東部のミルザーニ の村で生まれ、後にトビリシに出て、
グルジア鉄道で働いたり自分の商店をもったりしたが、
体が弱いうえに人付き合いがうまく行かなかったため長続きしなかったそうです。
彼は絵具箱を持って居酒屋などを回っては、看板や店内の装飾画などを
書くことで暮らす放浪の画家として生きていました。
彼が出会った踊り子マルガリータの肖像画は彼の代表作となりました。
そして世界中でカバーされているロシアの歌の「百万本のバラ」の
画家のモデルはピロスマニと言われています。
そんなピロスマニの数奇な生涯を描いた
『放浪の画家ピロスマニ』はピロスマニの絵画作品の
雰囲気が味わえる伝記映画です。